那覇マラソン2016はとても気温が高いのでその為に特別な練習法をした方が良いのでしょうか?
「夏マラソンだから、もしくは暑いところでの開催だから、暑さにならす為に暑いところで暑い時間帯に練習しよう。」
そう考えてしまいますよね。
身体を暑さに慣らすためにも、暑いところや暑い時間帯で練習した方が良いように思えてしまいます。
昔はオリンピックや世界選手権が夏の時期に開催されるので一流の選手達も暑いところで身体をならす為にトレーニングをされたそうです。
暑いところでトレーニングした結果はどうだったかと言うと・・・
惨敗です。
暑さに慣れる前に暑さで疲れてしまったようですね。練習で。
そりゃそうです。一流選手だろうと2流選手だろうと一般のランナーと一緒の人間です。
練習で暑さに慣れるなんて事は出来ません。急に発汗機能が発達したりするわけないのです。
箱根駅伝を走る大学生や実業団選手などは基本的に暑いところでは練習をしません。
夏は北へ移動するか山に登るかをして出来るだけ涼しいところで練習をするようにしています。
時間帯ももちろん涼しい時間帯をチョイスして行います。
出来るだけ走りやすい環境でたくさん走りましょう、という事です。
と言う事で那覇マラソンだからと言って特別暑いところで、マラソン練習をする必要はありません。
通常のマラソン大会と一緒の練習で良いのです。
強いていうならば、やや他の大会よりも高低差があり小刻みにアップダウンがあるのでその為の対策として多少は高低差があるコースで練習した方が良いでしょう。
あとは距離を踏むことです。
距離を踏むというのは長い距離を走るという事です。
暑さに強くなるのは短期間では難しいので、もともとの基礎体力を上げることで、暑くなったとしてもそこでカバーする事ができるはずです。
なので、1か月前までに自分に出来る範囲で距離を踏む事をお勧めします。
ペースはゆっくりでも構いません。
長い距離に慣れるというのが一番大切です。
具体的に言えば、40km走や30km走を行えると望ましいです。
こういった長い距離の練習を本番前に出来ると身体に免疫がつき、30km以降の走りが変わってきます。
具体的にいうと足が止まってしまうという事が少なくなるのです。
ピロピロのヘロヘロになりずらくなります。
那覇マラソン2016は高温が予想されますので、暑い上に基礎体力までないとそれはもう苦しくなってしまいます。
そうならない為にも対策としてしっかりと距離を踏む練習をしておきましょう。
そうすれば暑くなったとしても完走できるはずです。
練習は裏切りません。頑張りましょう。
那覇マラソンの前におさえておきたい記事
マラソンは腕振りが重要!終盤まで効果のある正しい方法とは?
マラソンで疲れない走り方とは?体幹と呼吸を意識せよ!
マラソン完走のコツは柔軟な考え方を持つことである!
マラソンで30kmの壁を乗り越える方法!ポイントはエネルギーを溜め込むこと!
マラソンの前日と当日の食事は何時に何を食べるべきか?
最後までお読みいただきありがとうございました。