「東京が1つになる日」をコンセプトに掲げた東京マラソン。2019年3月3日に開催されます。
毎年芸能人、有名人など多くの参加者でにぎわう一方、2019年世界陸上選考会でもあり、2020年東京オリンピック日本代表選考レースでもある大変ハイレベルなレースです。

エントリー方法を紹介します。3種類可能なので、自信にあった方法を選んでください。
一般エントリー方法
一般エントリーの参加資格は、大会当日満19歳以上で、フルマラソンを6時間40分以内に完走できる方です。
参加料は10800円となっています。
パソコン、またはスマートフォンを仕使用し、下記URLにアクセスしてください。申し込み要綱が得られます。
https://www.marathon.tokyo/
一般エントリーの定員は、車椅子マラソンなどを含めて37500人になのですが、毎年定員を大きく上わまる申し込みがあり、定員以上になった場合は抽選によって参加者が決定します。
そのため、遅れてエントリーしたからといって即落選ということはありません。
ですが前回2018年度のフルマラソン参加者は、定員26370人に対して319777人。倍率は12.1倍となかなか狭き門になっています。
2019年度の倍率も、27320人に対して、330271人。倍率は12.09倍。運を味方につけることも大切なようですね。

ONE TOKYO先行エントリー
ONE TOKYOとは、東京マラソン公式クラブのことで、ここに参加していると東京マラソンに関する情報を無料で得られるほか、先行エントリーなどクラブが提供しているコンテンツやサービスをフルに活用することができます。
中でも年会費4200を支払うと、プレミアムメンバーに登録できて、一般に先立つ先行エントリーに申し込むことができます。
先行エントリーの定員は3000人ですが、この抽選に落ちたとしても、もう一度一般エントリーに応募することは可能なので、東京マラソンに出るチャンスがさらにアップするというわけです。
3000人に定員に対して2019年度の倍率は8.76倍とこちらもなかなか厳しい基準になっていますね。
ですが、次の一般エントリーや、おなじプレミアムメンバー同士のペアエントリー枠1000人分にも応募できます。
東京マラソン公式クラブに登録しているだけで、マラソンに参加できるチャンスが3回に増えるのです。

ONE TOKYO公式サイトからメンバー登録を行って確認してください。
https://onetokyo.org/

東京マラソンだけでなく、ランナーとしてのレベルアップを目指す方は登録してみてはどうでしょうか?
チャリティランナー
東京マラソンにはチャリティ枠というものも設けられていて、一定の額の寄付金を納付した人から5000人が抽選で大会にエントリーできます。
寄付金はクレジットから決済します。銀行からの振込みは受け付けていないので注意してください。
寄付金を集めることが難しい方は、クラウドファンディングを利用することもできます。
クラウドファンディングの場合、10万円以上を集めることができれば、エントリーが可能になります。
そのほか、法人参加やアクティブチャリティと言って自費で寄付を行うエントリー方法もあるので、これを気に生活を見直して寄付金貯金をするのもいいですね。
集まった寄付金は、環境保全や難民保護などに使われています。世界に対して考えを深める大会でもあるのです。

そのほかのエントリー方法
RUN as ONE - Tokyo Marathonという取り組みがあります。
これは全国のマラソン大会と提携して、マラソン全体を盛り上げていこうという目的で2015年に始まりました。
参加者のレベルアップを目指し、世界に通用するランナーの育成を図っています。またマラソンファンを増やして、国内全体でマラソン競技に興味をもつ人を増やすことも大きな目標です。
日本陸上競技連盟とも協同していて、各マラソン大会から上位の成績を納めた人に対して、東京マラソンへのエントリーが認めらる制度です。
学生枠や外国人枠もあり、エリートランナーならこの方法で東京マラソンへ優先的に参加することができます。
そこで、マラソン経験の豊富な方は各地のマラソン大会に積極的に参加して好成績を残すことを目指しましょう。
経験と実力がものをいうエントリー方法です。少し難しいかもしれませんが、チャンスがめぐってくることを目標に日々の練習を頑張ってください。

人気ゆえに狭き門!あきらめずにエントリーするのも大事
毎年10倍近い参加倍率になる東京マラソン。プレミアムメンバーや上位成績者に与えられるエントリー資格もありますが、狭き門であることには変わりありません。
チャリティランナーとして資金を計画的に集めることも、マラソン中心に生活や仕事を立て直すのにはいいかもしれません。

まずは小さな大会から実績を貯めていって、規定のタイムでマラソンを完走できるようになったら、満を持してエントリーしてみてください。
マラソンをこれから始める人なら、最終目標を東京マラソン参加に設定しておくのもいいでしょう。
各国から集まったランナーとも交流できますし、声援に力を得てマラソン熱がさらに加速していくかもしれません。
自分が走ることで、環境や障碍者スポーツへの理解を深めることもできます。人間的に成長できる重要な大会なのです。