最近どうも走りたいという気持ちがわいてこない…せっかくのランニング日和なのに、走れない理由をあれこれ見つけてはランニングをさぼってしまう…。こういうときってありますよね。これまで順調だったのに、走るモチベーションややる気が急に下がってしまうことはほとんどのランナーが経験するはずです。これはただ単に飽きてきた、マンネリを感じ始めたということかもしれません。こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
ランニングコースを変えてみる、ランニング仲間と一緒に走ってみる、走る時間を変えてみる、新しいランニングウェアを買ってみるなどなど、色々試してみても、やっぱりやる気が出ない場合は?
こうなると思い切って、ランニングをお休みしてみるのも一つの手かもしれません。お休みするといっても、体を休めるというわけではなく、何かしら運動は続けましょう。
まずランニングに代わるスポーツといってまず思い浮かぶのは、自転車でしょうか。サイクリングは下半身が鍛えられるので、同じく足の強度が必要なランニングのトレーニングにもなります。ランニングと同じように外の空気が吸えるというのもいいですね。ランニングではたどり着けないような場所まで遠出してサイクリングを楽しんでみましょう。サイクリングをしている途中に出くわすランナーたちを見て、また自分も走りたくなってきた!という気持ちが湧いてくるかもしれません。
季節を問わずすることができる屋内スポーツはどうでしょうか。水泳や筋力トレーニングもおすすめのスポーツです。どちらもスイミングクラブやジムに登録しなければならないという煩わしさはありますが、いつでもできるという手軽さは見過ごせません。水泳は全身運動になるし、しかも心肺機能も鍛えられるのでこちらもランナーにとってはいいトレーニングになります。
ジムでは、ランニングに大切な下半身強化を目標にトレーニングを頑張ってみましょう。ジムだとトレッドミルもあるので、屋内で走ってみるのも気分が変わっていいかもしれません。
あとは、長い距離を走るのをやめてみて、短い距離や坂道などを利用してインテンシブトレーニングに励むという選択肢もあります。インテンシブトレーニングとは、全力疾走で短距離や坂道を走った直後に、ゆっくりジョギングをしながら回復して、また全力疾走を繰り返すといった強弱をつけたトレーニングです。筋力や心肺機能強化につながる非常に有効的なトレーニングです。これだと、今日はちょっと運動するのが面倒だなぁと思っても、短時間で終わるし、自宅のすぐ外でもできるのでいいわけすることができません。
マンネリを感じるのは誰にも起きるし、仕方がないことです。無理に嫌々でも続けようとしたら、逆効果になるかもしれません。思い切って気持ちを切り替え、他のスポーツに挑戦すれば運動能力の幅も広がります。そしてまた走りたい!という気持ちが起きるのを待ってみましょう。