雪なんかに負けない道産子ランナーたちは、冬の間、体育館を走ったり、スポーツジムのランニングマシンで走っている人が多いようです。
しかし、最近では、アフターファイブにランニング仲間が集い、極寒の雪の中を走る方も増えています。みんなで雪道を走って、銭湯に行くこともあるようですね。

さて、今回のテーマは、冬のランニングの服装はどういったものを身につけるのが良いか。その他にも、夜間走る場合や都会を走る場合のポイントについても触れたいと思います。
冬のランニングの服装は?
冬のランニングの服装で、まず大切なのは「シューズ」です。
雪が舞っている道を走るのはロマンチックな風情がありますが、一歩間違えば凍結雪道で大転倒という世にも恐ろしい事態になります。
また雪や雨が降った後の道は、凍結して滑りやすい部分が隠れている時もあるので、注意が必要です。

私は、アシックスのスノートレーニング用のシューズをはいていますが、雪上での滑りを押さえてくれますし、雪の進入を防ぐスノーガードも優れています。
その他、冬のランニングに必要なものとして、ウインドブレーカー・インナーシャツ・グローブ・帽子・ネックウォーマー・手袋・サングラス等があります。
北国のランナーの中には、走れば体が温まるので、ウェアーは少し寒いくらいで良いという人もいますが、私は寒さにめっぽう弱いのでがっちり着込んでランニングします。
防寒ウインドブレーカーの下には、ランニング用のロングタイツと長袖シャツを着ます。ロングタイツの代わりに、ももひきをはくこともあります。
グローブと帽子は毛糸製のものを数種類使い、ネックウォーマーで首を冷やさないこともポイントです。

私が住んでいる北海道は、気温がマイナスになるのは当たり前ですし、風が吹けば体感温度はマイナス10度くらいになります。
その極寒の中、がっちりと着込み、転ばぬよう全身緊張しながら1時間も走るともう汗びっしょりとなります。
夜間のランニングの服装は?
次に夜間のランニングの服装や注意点についてです。
最近では、走る人が増えるにつれ夜間のランナーの事故が急増しているようです。夜は昼間と比べて事故のリスクが高まります。
それは、やはり暗闇による視界の悪さが原因です。自転車や車との接触や、障害物への衝突、溝への落下などの事故が多いようです。

夜間の服装のポイントは、黒っぽい服を避けること。明るい色や蛍光色など夜間でも目立つウェアを着用することです。反射材が使われているものがベストでしょう。
私は、100円ショップに売っている蛍光タスキを腕に巻いて走ったり、反射・蛍光のロゴや模様がついたシャツや帽子を使っています。他にもライトをつけて走ることも効果的ですね。
ランナーは信号の少ない、人通りの少ないところを好んで走ってしまうことがあります。
交通量が少なく、街灯なども少ない場所は、夜になると危険な場所になることを認識する必要があると思います。
都会ならランニングステーションがおすすめ
都内であればウィンドブレーカーを羽織ったり、タイツやインナー程度でも寒さに負けず走れる日も多いと思います。
ただし、走っている時は汗をかいて体もあったまってきますが、風邪をひかない為にもすぐにシャワーかお風呂にはいるべきです。
都内であれば、多くのランニングステーションが点在しています。それらのランニングステーションは、女性客向けにみなおしゃれな作りになっていますし、シャワーやロッカー施設も充実しています。
また、ボディーソープやシャンプー、コンディショナーを取りそろえており、快適なアフターランニングを過ごすことができますよ。
私もわざわざ北海道から皇居ランに行ってみたことがありますが、その時は丸の内のランニングステーションを利用してみました。

都内のランナーだけではなく、地方の方も旅行ついでに走った際は是非使ってみてはいかがでしょうか。