どうも、寒い中でも駆け回るランナーです。今回のテーマは冬の札幌ランニング事情についてです。
雪上用のシューズをはき、雪道を走るランナーは増えていますがまだ少数派です。

そこで、札幌市民ランナーがオフシーズンに活用している、雪でも走れる4つの室内コースを紹介します。
スポーツ交流施設「つどーむ」
屋内で少年野球程度ならできる札幌市東区にあるドームです。
ツドーム2階には1周400mの円形のランニングレーンがあります。
コースには、クッション性のある床を採用しておりランナーに人気があります。
週末はかなり混み合うことが多く、また、時間帯によってはスピード練習専用になる場合があるので注意が必要です。
利用料は1回390円で更衣室、シャワーもあります。
札幌ドーム「ナイトラン」
「NIGHT RUN」と題して、夜(18~21時)に、札幌ドーム1周716mのコースを走ることができます。
床が塩ビ製のつるつるしたタイルなので、堅くてすべりやすいですが、あまり混雑していません。
利用料は300円です。
毎年7月には、札幌ドームの全周とグランドを使って6時間リレーマラソンが行われています。
北海道立総合体育センター「北海きたえーる」
大きめの体育館で、2階にランニングコースがあります。
きたえーるの床は、クッション性があり走りやすいですが、コーナーの見通しが悪くあまりスピードは出せません。
屋内で唯一暖かい(暖房がきいている)コースです。
無料でつかえますが、利用できる日が少ないのが難点です。
真駒内セキスイハイム「アイスアリーナ」
2階に1周314mのランニングコースがあります。
アイスアリーナの床はクッション性があり、円形で走りやすいですが、利用料金が1回630円と高めです。
学生の利用が多く、ウェイトトレーニング室があるので、トレーニングのバリエーションはふやすことができます。
その他いろいろ
札幌市にはこれらの他に、白石サイクリングロード(札幌志白石区)という屋外施設があります。
ここは、しっかりと除雪されているので冬でも走れるサイクリングロードとして親しまれています。
冬は往復約20㎞のコースを信号は2ヶ所しかなく走ることができます。
その他の地方都市にも、大きな体育館はありますので、2階部分をランニング周回コースとして使用したり、ホールにランニングマシンを置いて市民に解放したりしています。
雪でランニングできない時のトレーニング
次に、雪でランニングできない時のトレーニングですが、自宅で筋トレやストレッチ、公共のプールで水泳、クロスカントリースキー等に取り組んでいます。
筋トレは、腹筋運動や背筋運動、スクワット等で、相撲の四股踏みをする人もいます。
また、正しいランニングフォーム作りのために体幹トレーニングをする人が増えています。
体幹とは、骨盤や腰を支えている目に見えないインナーマッスルという筋肉群のことで、ウェストの引き締めのトレーニングとしてメディアではよく取り上げられます。(図参照)
冬のランニングで気をつけること
最後は、冬期間のトレーニングで気をつけたいことです。
冬場は練習を始める段階で、まだ十分に身体が温まっていないので、ウォーミングアップを多めにした方が良いと思います。
個人差はあると思いますが、汗がじわりと出る程度までウォーミングアップをすれば十分だと思います。

加えて、冬場は寒いのでついつい水分補給を怠りがちになりますが、気温に関係なく脱水症状になりますので、1時間以上走る場合は水分補給も心がけて下さい。