東京マラソンが始まってから、都市マラソン大会の人気はものすごいですよね。
東京マラソンはもちろん、大阪マラソン、横浜マラソン、千葉アクアラインマラソン、湘南国際マラソン、福岡マラソンなどなど、普段は走る事の出来ない道路を貸しきって走れる訳ですから、それはもう人気があって当然です。
東京マラソンは、当選確率が10倍以上の倍率ですからね。
走りたくても走れない。いつの間にかそんな時代になってしまいましたね。
参加費用が大体1万円ですからね。中には5万円、10万円払って出場する方もいます。
「そこまでして、何故走りたいの?」と、思う方もいるでしょう。
私も、もう10回以上マラソンを走ってきましたが、理由を聞かれても何と答えて良いか…。
まぁ、完走した人しかわからない充実感!これが味わえます。
はい!その中でも、福岡マラソンは2014年に第一回大会が開催された新しい大会です。
福岡マラソン2016のコース
当然、他の都市マラソンと同様に超人気マラソン大会です!
定員は10000人で、30000人以上の応募者がいるので、20000人以上の方は走りたくても走れない計算になります。
都市を走る
海を走る
未来を走る
が、大会キャッチフレーズで、まさに、その名の通り、福岡の中心地をスタートし、海沿いを走る、アップダウンの少ないコースです。
そして、スタート地点とゴール地点が違う、数少ないマラソン大会の一つです。
これは、コースに飽きないという点ではメリットになりますが、初めての景色が永遠に続くので、やや不安に思う方もいます。
私は、どちらかというと、スタート地点とゴール地点が一緒の折り返し型の方が好きです。
なぜなら、走ってきたコースを逆走するので、どの程度のアップダウンがあるのか、砂利道など、走りづらい道路があるか、など、ある程度予測出来て安心出来るからです。
また、もし向かい風の場合、永遠に向かい風で、追い風の場合は永遠に追い風と、気候によって記録が大きく違ってきてしまう点も、今の自分の状態が正確に測れないので嫌ですね。
まぁ、これは本当に好き嫌いがあるので、どちらとも言えません。
まず、福岡マラソンで注意しなくてはいけないのは次の4つです。
ペース配分
給水
海沿いでの走り方
事前準備 (ワセリン シューズ)
ペース配分
まずはペース配分です。
福岡マラソンのコースは大きな高低差はありません。
だからといって最初から飛ばしてしまうのはいけません。
目標記録を設定し、ペース配分を決めておきましょう。
気をつけてほしいのが最初の1kmです。
どうしても、気が高ぶってしまい速く入ってしまうんですよね。
最初は、これでもか!っと思うくらいゆっくり走りましょう。
仮に本当に遅くても、最初の1kmなので、後でいくらでも挽回できます。
それよりも、余計な乳酸を身体に溜めるのを避けましょう。
給水
天候にもよりますが、福岡の11月初旬はまだまだ、暑いです。
給水が記録や、完走など、マラソンの運命を変えるといっても過言ではありません。
大きなマラソン大会であれば、5km毎に給水地点があります。
最初から全部取りましょう!
最初の5kmなんて、まだ、必要ないよ!と、思うかもしれません。
そんな事ないですよ。
喉が渇いてからでは遅いのです。渇く前に取れば、汗もかきやすくなり、後半の走りに差が出てきます。
給水は取れる時にしっかり取りましょう。
確かに給水地点は混雑して、タイムロスもしてしまいますが、面倒くさがって取らないと、後で大変な事になります。
止まっても良いです。しっかりと取りましょう。
給水地点での10秒のロスが後々の、ラスト10kmに響いてきます。10分以上の違いが出るかもしれないし、完走にも繋がります。
海沿いでの走り方
正直、私は福岡マラソン大会を走った事がありません。なので、正確にコースは把握してません。
しかし、一般的に海沿いは風が強いものです。
もしも、追い風であれば、特に問題はありませんが、向かい風であれば、馬鹿正直に前を走っていると、大きな体力消耗に繋がります。
向かい風であれば、人の力を借りましょう。
人の後ろを走りましょう。
そう。風よけです。
何だか人聞きが悪いですが、マラソンは人の力を借りて走る事も重要です。
ここでの、体力温存が後々、30km以降に響いてきます。
事前準備
これは、本当に大切です。
食事や睡眠なども大切ですが、シューズや皮膚のケアをしっかりしておきましょう。
30kmまで何ともなくても、それ以後は、痛みに悩まされます。
まず!シューズは自分にあったサイズの物にしましょう。
靴づれすると、苦しくて痛くてダブルパンチです。
あと、シューズで気を付けなければならないのは、靴紐!強く結び過ぎるとこれも、チョットした高低差で響くような痛みが走ります。
あとは、ワセリン!ワキや股、乳首など、肌と肌が擦れるところには事前に塗っておきましょう。
出血などが避けらます。
マラソンは完走して、始めて充実感が味わえます。
トラブルを回避し、完走を第一の目標として頑張りましょう。
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