前橋市と渋川市の協賛で行われるマラソン大会です。フルマラソンに2人でエントリーできるリレーマラソンなどほかの大会にない特色が魅力ですね。
春の開催なので天候には恵まれそうですが、時としては気温が上がりすぎることもあるようなので、体温調節には細心の注意が必要になりそうです。
また、コースが若干分かりにくいという感想が多いので、できれば一度コースを試走してみるといいでしょう。
完走に向けての攻略方法を見ていきます。
前橋・渋川シティマラソン大会概要・エントリー情報
第6回大会となる2019年大会は、4月21日雨天決行で午前8時に号砲です。マラソンコースは日本陸連の認定コースにもなっており、走りやすいことが期待できますね。
フルマラソンの他に、5㎞、3㎞、小学生、車いす対象の1.5㎞の部門も設置されています。初心者から上級者まで幅広く参加しやすい大会になっています。
参加資格・参加方法
フルマラソンの参加資格は、2001年4月1日以前に生まれて大会当日時点で満18歳以上の男女です。小学生や車いすの部で参加される方は、保護者は伴奏者の同伴が必要です。
フルマラソン一般の部は定員が3000人で、一般男子29歳以下から一般男子70歳以上までの7部門、一般女子39歳以下から一般女子50歳以上までの3部門の計10部に分かれていて、それぞれに記録が残ります。
一般の部はこのほかペアマラソンの定員が100組200名、男子ペア、男女ペア、女子ペアの3部門があります。
参加料は一般の部個人が6000円、ペアが10000円となっています。
エントリー方法は公式サイトからのバナーを通して行う専用申し込みと、電話での申し込み、インターネットサイトのランネットを通じでの3方法があります。
専用バナーからの申し込みでは、参加料4000円以上に参加費の5.15%の手数料がかかり、4000円以下では205円の手数料がかかります。
電話での申し込みでは手数料は一律324円(1人)です。
大会に参加する上での注意点
ゴールまでのコース上には合計で5つの関門が設けられています。それぞれの関門には通過制限タイムが決められていて、時間内に通過できなかったランナーはそこで競技終了となります。
競技終了になった方はナンバーカードを外し、最寄の関門まで行って運営委員の指示に従ってください。
- 第1関門 2時間後 16㎞付近
- 第2関門 3時間後 22㎞付近
- 第3関門 3時間25分後 25㎞付近
- 第4関門 4時間後 30㎞付近
- 第5関門 5時間40分後 40㎞付近
前橋・渋川シティマラソンコース紹介
前橋公園ヤマダグリーンドームをスタートに、まず川沿いに北へ向かって進み、それから東西に大きく方向転換しながら群馬総社駅を包むように円を一周します。
その後再び同じ道を北上し、ジグザグな道を川を伝うように前橋インター付近まで進んでから折り返して、またジグザクに展開するルートをゴール地点目指して走り抜けます。
また、25㎞付近を頂点としたなだらかな登り下りのコースになっているので、山登りマラソンのようなイメージがありますね。
特に頂点付近は傾斜が急なアップダウンですので、転倒やオーバーランに十分注意しなくてはいけません。
前橋・渋川シティマラソン攻略方法
5㎞付近での急な登りから、なだらかな下り、その後ゆっくりと傾斜を上って行って突如きつい傾斜のアップダウン。なかなか難しいコース設定です。
特に注意が必要なのは、登りが続いた後にくるきつい傾斜です。上り坂の連続はただでさえ体力を消耗しますが、そのあとさらに急な山が来ると、精神的にもきついものがあります。
また登り切った後を同じ傾斜と距離で下り、そこからは緩やかな下りが続くので、気持ちは楽になるかもしれませんが、やはり体への負担が心配です。
坂道でごぼう抜きできれば上位も狙える
逆に考えると、中盤てやってくる大きな山場をうまく切り抜ければ、好タイムでゴールし上位入賞する可能性も見えてきます。
坂道は誰でもペースが落ちるので、そこでテンポよく走り続けることができればほかのランナーをごぼう抜きにすることもできるかもしれません。
そのためには上り坂の山場がどこに来るのかしっかり位置を把握して、ベストポジションに万全の体力をもって臨めるようにしましょう。
完走に必要なトレーニング
先に書いたように、上り坂が続いた後の急こう配は肉体よりもメンタルに堪えます。ここで精神的に折れてしまうと、関門を突破できずにリタイアとなってしまうでしょう。
それを防ぐためには、通常のランニングと平行してメンタルを鍛えるトレーニングも必要になります。
プレッシャーやストレスをはねのけ、リラックスできるように心がける
坂道が続くと聞くと、うまく走れるだろうか、練習でやったことが出せるだろうかと不安になることもあるでしょう。
日々のランニングでは、この状況を逆手に取りましょう。練習をしている間にも、これが実際のレースだったら、とイメージしつつ走るようにします。
道は平たんでも坂道を走っているようなイメージをもって取り組んでもいいですね。
ポジティブなイメージで大会に臨むためには、過度なプレッシャーやストレスは禁物です。そのためベストタイムで走ることを考えず、理想の走りを組み立てて行きましょう。
完走することだけがゴールでもいいですし、精いっぱい走れればいいという目標でも構いません。
リラックスして大会に臨むためには、自分を甘やかすことも大切ですよ。
複雑なコースで転倒やメンタルダウンに気を付ける
アップダウンが激しい他、迷いやすいコース設定なので事前の準備が難しそうな大会でした。
万全の状態で走り抜けるには、走力や筋力を鍛えることに加えて精神面での強さを養うことも必要でしょう。
マラソンは孤独な競技です。走っているときに自分を支えられるものがないと、目の前の上り坂に耐えられなくなるかもしれません。
そこで、クリアしやすい目標を設定しておいて毎日それをイメージしながら練習してください。余計な緊張をなくし、リラックスして走り出すことができれば快走を続けらるでしょう。
他の大会にエントリーする前に、メンタルを強くするメリットもあるレースです。実力試しにも是非トライしてみてください。
最後に:大会前の持ち物チェック!

必需品からあると便利な物まで一覧にしたので、大会前には必ず確認して下さいね!
絶対に必要なモノ・必需品
・シューズ
・シャツ
・パンツ
・着替え(パンツ、シャツ、タオル)
・靴下
・ゼッケン、受付用はがき、抽選券などレース参加に必要な証
・スマホ
この辺りは無いとレースに出れない、間違いなく困るアイテムです。必ずバッグに入れましょう!
★おすすめアイテム


あると便利な物(基本)
・タイツ
・キャップ、帽子
・サングラス
・サポーター
・ウィンドブレーカー
・ネックウォーマー(冬のみ)
・アームウォーマー(冬のみ)
・グローブ(冬のみ)
★おすすめアイテム
ランニングタイツは、ワコールのCW-Xが人気です。累計100万枚以上売れた商品なのでかなりおすすめです。
サングラスも日中のレースでは必需品です。日差しが強い日のためにも持っておくことをオススメします。

あると便利な物(小物)
・GPS時計
・スマホアームバンド
・リストバンド
・髪留め、ヘアバンド
・ポーチ、バッグ
・サプリメント、ゼリー、塩熱飴
・ゼッケン止め
・乳首保護シール(ニップレス)
細かいアイテムですが、ニップレスやゼッケン止めはあると意外に便利です。

★おすすめアイテム
GPS付時計ならやっぱりガーミンが一番安定していると思います。

バッグ・ポーチを持たない方はスマホ用のアームバンドが便利です。大会だけでなくて、トレーニング時にも役立ちます。
ちょっとお高いですが、性能の良いポーチが欲しい方、買い替えたい方はサロモンのポーチがおすすめです。
デザインもスタイリッシュなので使いやすいですよ。
あると役に立つもの
・レジャーシート
・絆創膏、爪切り
・ポケットティッシュ
・ゴミ袋
・雨がっぱ
・交通系電子マネー(要!事前チャージ)
・ワセリン
・ホッカイロ
・充電器、モバイルバッテリー
★おすすめアイテム
Tシャツ、下着、パンツなどの衣服と皮膚との摩擦で起こる痛みや靴擦れ等の防止としてワセリンはあると非常に便利です。
こちらのピュアスキンジェリーがおすすめで、値段も手ごろで使いやすい一品です。
また、忘れがちですが長丁場なのでモバイルバッテリーもあると便利です。

iPhone・androidともに対応しているこちらのモデルを持っていれば、複数人で参加する場合も心強いですよ。
もう準備は万全ですか?本番では忘れ物などしない様に気を付けて、最高のレースにしてきてくださいね!
大会の待ち時間などの、時間つぶしにおすすめ『耳で聞く読書』