マラソン大会

嬬恋高原キャベツマラソン攻略!素人を拒む厳しいコース

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地元では「玉菜」とも呼ばれる特産のキャベツにちなんだ大会です。

基本的に山道なので、平坦なところがほとんどなくかなりハードな大会で知られています。登っては下り、下っては登るレース展開は、はまるとその爽快感が病みつきになるようです。

ですが、素人のランナーにはかなり厳しい大会となることでしょう。怪我がないように走り切るには相当の準備が必要です。

無理なく完走するためにどんな練習が必要なのか、紹介していきます。

嬬恋高原キャベツマラソン・大会概要、エントリー情報

「ナンバーワンハードレース」とも銘打たれている、ハイレベルな大会です。2019年大会は6月30日の朝9時からハーフマラソンスタートになります。

雨天決行で、高原地帯であることから気温や天気の変化が激しいのも懸念材料です。季節柄熱くなることも予測されます。

コース経験もそうですが、水分や栄養の補給や体温調節など管理すべきことが多い難しい大会となるでしょう。


大会参加資格・参加方法

定員は3500人で、先着順に受け付けます。募集期間内でも定員がいっぱいになったらそこで締め切りですので、参加を希望する方ははやめの申し込みを忘れないようにしましょう。

参加資格はハーフの場合3時間以内で完走できる健康な男女になります。障害のある方は付き添いが1名無料で参加できます。ですが盲導犬は伴走できません。また車いすでの参加も認められていませんのでご了承ください。

参加受付はインターネットサイトランネットからの応募か、大会事務局に対して現金書留を送るか参加要項を持参する方法があります。近隣の方はこの方法が確実ですね。

参加料はハーフが4000円、10㎞部門にペアで参加される場合は8000円となっています。

大会に参加する上での注意点

突発的な災害や予測不能なアクシデントで大会が中止になることもあります。その場合すでに支払った参加料は返金されませんのでご理解ください。

また、参加確定のあとにエントリー自体を取り消しても、やはり支払った参加料の返金は行われません。予定をしっかり組んで体調管理に気を付けましょう。

参加が出来くなったとしても代理人の出走はNGです。代理であることが判明した時点でその方の参加資格は末梢されます。

エントリーが決まると記録用チップが送られてきます。計測のt前に必要なので、決してなくさないでください。

エントリーしたあともいろいろと決まりがあります。しっかり確認をしましょう。

嬬恋高原キャベツマラソンコース紹介

ハーフはほぼ一直線の道を走り続ける展開ですが、アップダウンが続き複雑です。ただひたすら前を見て走るという意識を持っていなくては、メンタル的に参ってしまうかもしれませんね。

序盤は下りが中心ですが中盤には急な傾斜が連続し、足に負担がかかることが予想されます。さらにラスト手前からもまた急激な登りが待っていますので、体力的に相当厳しいコースと言えます。

経験豊富な方や、下半身にしっかり筋肉がついていて衝撃から体を守れるランナーでなくては、攻略は難しいかもしれません。


コース攻略方法

始めて挑戦するランナーの方は、まず山道のアップダウンや空気、天候の変化に慣れておくことが重要です。

できることなら全コースでなくてもいいので、一度試走に来ておくといいですね。1年目は試走をしておいて、2面目来た時に大会に挑戦するというのもいい方法です。

現地にくるのが難しい場合は、どこか自宅近くで尾根伝いに舗装された道のある場所を見つけておきましょう。そして山道ランの練習をしてください。

まずは軽いジョグのつもりでアップダウンが連続する感覚を掴み、慣れてきたら徐々にスピードを出すトレーニングを行います。

ですが、やはり理想は一度現地を走ってみることですね。

初年度は完走できなくても、その時のデータを蓄積しておいて、翌年以降の完走のために活用しましょう。

車道がとっている山道を走る場合は、安全たすきなどを使って交通に気を付けてください。

完走に向けたトレーニング

嬬恋高原のハーフマラソンを完走するには、脚力だけでなくメンタリティも相当強くなくてはいけません。

長距離走はおおむね自分1人で走り抜けるだけの強い精神力が必要ですが、今大会はそれがより顕著です。コースに倒れないよりも、自分にまけない走りをすることが重要でしょう。

ペナルティトレーニングで自分に厳しく!

練習するときに、達成できなかった時のペナルティを決めておき自分にプレッシャーを掛けながら走る方法です。

失敗をおそれる緊張感と、達成できなかった時のストレスを解消するために「次こそは」という意識が強くなります。

トレーニングには報酬を決めておくことも重要です。達成できないペナルティの加算が続いてしまったら、気持ちが萎えるのを防ぐ目的でなにか自分への報酬も考えておくといいですね。

簡単なものは食べ物は買い物ですが、レース前にはあまり好きなものが食べられません。好物なら思い切って高級なものを少量買うことにし、特別感と贅沢感で疲労している自分をねぎらいます。

これを繰り返していくことで、きついコースでも走り切るだけの精神力が身について来ることでしょう。

自分に厳しくするのは大変ですね…。
でも、甘えてばかりではレベルアップはできませんよ。

素人には厳しいコース。焦らず練習を積むことも重要

ランナーの実力の差が出やすい大会です。経験者はどんどんハイペースで進むこともできるでしょうが、初参加の人などは置いていかれて孤独なレース展開になってしまうこともあります。

山道で人の姿が見えない中を走るのはつらいものがあるかもしれませんが、時計をしっかり確認しながら無理のないペースを維持して、3時間の制限以内に完走することだけを考えましょう。

加えて、自信のない方は決して無理にエントリーをしないことです。初心者がいきなりトライするにはコースが難しすぎますから。

2年、3年程度計画的に練習を重ねたうえで満を持して走る、というのが理想的なスケジュールと言えます。

まずは平野部で行われる走りやすい大会を経験し、空気感を学び、メンタルが慣れてきたら、自分との闘いの目標をもって今大会に挑んでください。


最後に:大会前の持ち物チェック!

大会用の持ち物はもうチェック完了しましたか!?

必需品からあると便利な物まで一覧にしたので、大会前には必ず確認して下さいね!

絶対に必要なモノ・必需品

・シューズ

・シャツ

・パンツ

・着替え(パンツ、シャツ、タオル)

・靴下

・ゼッケン、受付用はがき、抽選券などレース参加に必要な証

・スマホ

この辺りは無いとレースに出れない、間違いなく困るアイテムです。必ずバッグに入れましょう!

★おすすめアイテム

普通のタオルでも大丈夫ですが、速乾性があり、収納ケースに入っている物は大会の時に便利ですよ。

 

マメは靴の中で足が余分な動きをすることで生まれやすいので、五本指の靴下の方が、おすすめです。

 

あると便利な物(基本)

・タイツ

・キャップ、帽子

・サングラス

・サポーター

・ウィンドブレーカー

・ネックウォーマー(冬のみ)

・アームウォーマー(冬のみ)

・グローブ(冬のみ)

★おすすめアイテム

ランニングタイツは、ワコールのCW-Xが人気です。累計100万枚以上売れた商品なのでかなりおすすめです。

 

サングラスも日中のレースでは必需品です。日差しが強い日のためにも持っておくことをオススメします。

Ferryのサングラスは偏向レンズ・ユニセックス・レンズカラーバリエーションが豊富と使いやすい形になっています。

 

あると便利な物(小物)

・GPS時計

・スマホアームバンド

・リストバンド

・髪留め、ヘアバンド

・ポーチ、バッグ

・サプリメント、ゼリー、塩熱飴

・ゼッケン止め

・乳首保護シール(ニップレス)

 

 

細かいアイテムですが、ニップレスやゼッケン止めはあると意外に便利です。

特にニップレスはお腹の出ている男性は持っておいた方が後々後悔しないと思いますよ。

 

★おすすめアイテム

GPS付時計ならやっぱりガーミンが一番安定していると思います。

バリエーションも豊富なので、自分の好きなものを見つけてみては如何でしょうか。

 

バッグ・ポーチを持たない方はスマホ用のアームバンドが便利です。大会だけでなくて、トレーニング時にも役立ちます。

 

ちょっとお高いですが、性能の良いポーチが欲しい方、買い替えたい方はサロモンのポーチがおすすめです。

デザインもスタイリッシュなので使いやすいですよ。

 

あると役に立つもの

・レジャーシート

・絆創膏、爪切り

・ポケットティッシュ

・ゴミ袋

・雨がっぱ

・交通系電子マネー(要!事前チャージ)

・ワセリン

・ホッカイロ

・充電器、モバイルバッテリー

 

★おすすめアイテム

Tシャツ、下着、パンツなどの衣服と皮膚との摩擦で起こる痛みや靴擦れ等の防止としてワセリンはあると非常に便利です。

こちらのピュアスキンジェリーがおすすめで、値段も手ごろで使いやすい一品です。

 

また、忘れがちですが長丁場なのでモバイルバッテリーもあると便利です。

特に旅行も兼ねていく場合は、何かと役に立ちます。

iPhone・androidともに対応しているこちらのモデルを持っていれば、複数人で参加する場合も心強いですよ。

 

もう準備は万全ですか?本番では忘れ物などしない様に気を付けて、最高のレースにしてきてくださいね!

 

大会の待ち時間などの、時間つぶしにおすすめ『耳で聞く読書』

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