標高3000メートルを誇る活火山、乗鞍岳。
観光地としても有名なこの山で、毎年開催されているのが乗鞍天空マラソンです。
今回は、乗鞍天空マラソンのコースについて説明します。
大会概要
正式名称:第13回乗鞍天空マラソン
大会コンセプト:日本一高いところを走るフルマラソン
開催日:平成31年6月23日
7時15分スタート!
種目:42.195km
参加資格
●高校生以上の健康な方
●自己の責任において健康管理ができる方
申し込み方法
申し込み方法:ランネットのみ!

募集人数:1,500名(先着)
参加料:前日受付の部 8,000円
ゼッケン事前送付の部 10,000円
コースの説明
"天空マラソン"の名の通り、山道を登りながら高いところへ向かって登っていくようなコースになっています。

このコース図をパッと見ただけでも、ある程度マラソンをかじっている方なら、なかなかハードなコースになっていることはわかっていただけると思いますが、次の項目からひとつずつ解説していこうと思います。
コースの攻略
さっそくコースの解説・・・と行きたいところなのですが、まず最初に気にしなければいけないのは身につけるものの確認です!
山の天気は変わりやすいとはよく言いますが、マラソンのコースとして走る場合は命取りになりかねないです。
ただでさえ傾斜で走りにくい山道なので、きちんとその時の気温に備えた装備をしていかなければ、余計に体力を消耗してしまいます!

毎年6月という天候の読みにくい時期での開催になるので、前日までに天気予報を確認しながら身に着けるものを選びたいですね。
また、先ほども軽く触れましたが、どうしても山道なので傾斜がきついです。
記録のことを考えて早く走ろうとすると、後半に響いてしまうでしょう。
一番体に負担がかからないフォームで走った方が、タイムは良くなると思います。


また、上りっぱなしの前半の後は、下りっぱなしの後半戦になります。
ここからも、一気に楽になったからと気を抜いていると、足を持っていかれてしまいます。
上り坂なら上り坂の、下り坂なら下り坂のフォームを意識して走ることができれば、疲労の蓄積をを最小限に抑えることができますよ!
また、この大会では42,195kmのフルマラソンでありながら、エイドの地点が8か所しかありません。これは、他のレースに比べると少ない数と言えるでしょう。
ここで体を冷やしてもらったりすることもできるので、ペース配分の目安にしながら、きちんと補給しましょう!

大会に向けてあれこれ
このマラソンにはたくさんのキャッチコピーがあります。
日本一高いところを走るフルマラソン、一年に一度の苦しいを楽しむ日、等々。
いずれもこのマラソンの厳しさを物語っているようなものばかりです。
しかし、標高の高い山道でのフルマラソンというのは他にはあまりないので、貴重な体験のできるマラソン大会であることは間違いありません。
また、途中には雪深い絶景の中を走るルートもあるので、きれいな景色、きれいな空気の中を思いっきり走りたい方にはピッタリのコースでもあります。

前回大会参加者の声
https://twitter.com/TAKAHIR47290562/status/1011246721836281856

乗鞍天空マラソンを走って来ました。
一枚目はスタート辺りで山頂付近の折り返し点を望み、
二枚目は山頂付近の大雪渓、
三枚目は途中で見た近くの山々、もう雲の上を走ってます。これが楽に取れるKeyMission80をもっと宣伝したい。 pic.twitter.com/OhnBINTvjY
— Pちゃん@乗鞍天空マラソンで駆け上がろう! (@pchanMF) June 24, 2018

#乗鞍天空マラソン その2
開会式から和やかな感じで、コスプレの方も多いし、景色を楽しみながらって方が多いのかな?(私も今回はスマホ持参)
途中で盛り上げてくれる #ガンバフンバ 隊とハイタッチすると元気が出る(その後50mくらい)。
終始坂道でキツいけど、良い大会です。 pic.twitter.com/gaH8YGxlF9— 5時T (@GojiT2) June 24, 2018

過酷ながらも美しい自然の中を、フルマラソンで駆け抜ける・・・参加者の方の声を聴いていると、楽しかったとか、また行きたいとか、そういった声で溢れているのがわかります。かなり厳しい内容であるはずなのに、です。
それこそ、つらい状況を楽しむという大会コンセプトの通りなので、ある意味、一番フルマラソンらしい大会だと言えるかもしれません。

最後に:大会前の持ち物チェック!

必需品からあると便利な物まで一覧にしたので、大会前には必ず確認して下さいね!
絶対に必要なモノ・必需品
・シューズ
・シャツ
・パンツ
・着替え(パンツ、シャツ、タオル)
・靴下
・ゼッケン、受付用はがき、抽選券などレース参加に必要な証
・スマホ
この辺りは無いとレースに出れない、間違いなく困るアイテムです。必ずバッグに入れましょう!
★おすすめアイテム


あると便利な物(基本)
・タイツ
・キャップ、帽子
・サングラス
・サポーター
・ウィンドブレーカー
・ネックウォーマー(冬のみ)
・アームウォーマー(冬のみ)
・グローブ(冬のみ)
★おすすめアイテム
ランニングタイツは、ワコールのCW-Xが人気です。累計100万枚以上売れた商品なのでかなりおすすめです。
サングラスも日中のレースでは必需品です。日差しが強い日のためにも持っておくことをオススメします。

あると便利な物(小物)
・GPS時計
・スマホアームバンド
・リストバンド
・髪留め、ヘアバンド
・ポーチ、バッグ
・サプリメント、ゼリー、塩熱飴
・ゼッケン止め
・乳首保護シール(ニップレス)
細かいアイテムですが、ニップレスやゼッケン止めはあると意外に便利です。

★おすすめアイテム
GPS付時計ならやっぱりガーミンが一番安定していると思います。

バッグ・ポーチを持たない方はスマホ用のアームバンドが便利です。大会だけでなくて、トレーニング時にも役立ちます。
ちょっとお高いですが、性能の良いポーチが欲しい方、買い替えたい方はサロモンのポーチがおすすめです。
デザインもスタイリッシュなので使いやすいですよ。
あると役に立つもの
・レジャーシート
・絆創膏、爪切り
・ポケットティッシュ
・ゴミ袋
・雨がっぱ
・交通系電子マネー(要!事前チャージ)
・ワセリン
・ホッカイロ
・充電器、モバイルバッテリー
★おすすめアイテム
Tシャツ、下着、パンツなどの衣服と皮膚との摩擦で起こる痛みや靴擦れ等の防止としてワセリンはあると非常に便利です。
こちらのピュアスキンジェリーがおすすめで、値段も手ごろで使いやすい一品です。
また、忘れがちですが長丁場なのでモバイルバッテリーもあると便利です。

iPhone・androidともに対応しているこちらのモデルを持っていれば、複数人で参加する場合も心強いですよ。
もう準備は万全ですか?本番では忘れ物などしない様に気を付けて、最高のレースにしてきてくださいね!
大会の待ち時間などの、時間つぶしにおすすめ『耳で聞く読書』