マラソン大会

青梅マラソン2019年のコースを攻略!アップダウンに対応した走りがポイントです

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1967年より「円谷さんと走ろう」をキャッチコピーに、東京都青梅市で始まった青梅マラソン。毎回19,000人近いの参加人数を誇る市民マラソンの草分け的大会です。

近年の大会では元箱根駅伝ランナー、「三代目山の神」神野大地さんらが参加しています。

シドニーオリンピックマラソン金メダリストの高橋尚子さんや、タレントの篠原ともえさんががスターターをつとめるなど、有名人が多く関わっています。

沿道からの声援が盛んなことでも有名で、アットホームな大会といわれている青梅マラソンですが、満足いくタイムで走りきるためのコース攻略法を紹介します。


青梅マラソンについて

青梅マラソン2019は、2019年の2月17日に開催されます。コースは30キロの部と10キロの部2種類に分かれています。

30キロの部のスタート時間が11時30分、10キロの部のスタート時間が9時30となっています。

終了時間は30キロの部が15時30分、10キロの部が10時50分です。

定員とエントリー方法

定員は30キロの部が15000,人、10キロの部が4,000人で、ローソン、ミニストップに設置されているLoppiからエントリーすることができます。

申し込み開始日は2018年の9月21日です。

または、「チャリティプレミアムエントリー」として、参加費の一部を社会貢献に使用する目的で、30キロの部50人、10キロの部50人を受け付けています。

このほかに、ローソンWEB会員になることでインターネットから参加する方法もあります。

参加費、参加資格

参加費は30キロの部が7000円、10キロの部が5,000円です。

参加資格は、大会開始日に満18歳以上であること(30キロの部)、参加コースを制限時間に走りきる体力があること、招待選手、陸連登録競技者となっています。

10キロの部に高校生が参加する場合は、参加費は3,000円です。

ほかにも小学生の部、中学生の部があって、家族みんなで参加できる大会になっているんですよ。

青梅マラソンのコース

青梅マラソンのコースは、高低差が大きいのが特徴です。

途中急なカーブやクランクもあり、決して走りやすいものではありません。

30キロの部のフィニッシュと折り返し地点には85m以上もの差があります。上りと下りの走りわけが攻略のポイントです。

実際のコースを30キロと10キロの部に分けて解説していきます。

30キロの部のコース解説

スタート地点は青梅4丁目に設定されています。

10キロ地点を過ぎると道幅が狭くなり、軍畑駅付近では急な坂があります。沢井駅を過ぎると道が左右に大きくカーブする上に道幅も再び狭くなります。

沢井駅前で10キロ、20キロの給水を受けることができるので、ミスしないことも重要です。

途中にある駅の付近に救護所が設置されているので、体調不良の場合には無理せず申し出てくださいね。

御嶽駅付近はカーブを走りながらの給水ポイントがあります。走り抜けた後にも急カーブがあるので、できれば沢井駅給水ポイントでうまく水分補給をしておくべきです。

川井駅間を過ぎると15キロの折り返し地点です。宮ノ平駅前で最後の給水を受けて、フィニッシュ地点の青梅市総合体育館まで駆け抜けます。

狭い道やカーブもあるから、転倒に気をつけてね

10キロの部のコース解説

スタートは青梅4丁目、日向和田で折り返し、青梅市役所前でフィニッシュします。

10キロの部はコースの全体がクランクに富んでいて、転倒に気をつけることが重要です。特に折り返し直前の宮ノ平駅前付近は急カーブになっています。

宮ノ平駅では、折り返し直後に給水で混雑するポイントでもあり、ペースや場所取りに注意しましょう。

人が多いので転倒は危険です。無理しないでくださいね。

2019年のゲストは誰がくるの!?

去年はリオ五輪女子重量挙げで銅メダルを獲得した三宅宏実さんがスタートを務めました。

2019年のスペシャルゲストは、高橋尚子さんと野口みずきさんの予定です。

高橋尚子さんは過去にもスターターを務めたり、多くの方とハイタッチなどされて非常に素晴らしい対応だったという話も残っています。

青梅マラソンを攻略するには?

青梅マラソンの最大高度は折り返し地点である奥多摩川井にあるので、行きが上り、帰りが下りという形状になっています。

苦しいレース展開になることが予測されます。

前半の登りでは体力を温存しつつ、繰り返しやってくるカーブでスピードを落とさないようにすることがポイントです。

折り返し地点を過ぎてからはくだりでスピードを出しやすいですが、膝に負担がかかってしまうので急な怪我に注意しましょう。セーブしすぎると失速して記録がでないので、後半に余力を残しておくといいでしょう。


2キロ程度のアップダウントレーニングをしておく

青梅マラソンはアップダウンのあるコースなので、普段からそれにあわせたトレーニングをしておくことが攻略のひけつです。

1~2キロ程度のアップダウンコースを見つけましょう。のぼりを80%の力で走り、下りではリラックスしてストライドを狭くします。

下りはどうしてもスピードが上がってしまって転倒のリスクがあるので、上半身の力を抜き、腕ふりを軽くすなどしてペースをコントロールします。

走りきるための筋力トレーニング

上りと下りでは使う筋肉が変わります。

上り坂で必要になるのは前ももの筋肉である大腿四頭筋、ふくらはぎのヒラメ筋ですが、下りは反対に後ろももの筋肉の大腿二頭筋、大殿筋、すねの筋肉です。

前側の筋肉を鍛えるためには、坂道のダッシュが効果的です。50メートル程度の上り坂を駆け上がり、ゆっくり下ってまたダッシュで駆け上ります。

そのほかレッグレンジなどもいいですね。

後ろ側の筋肉を鍛えるには、スクワットが効果的です。下り坂でダッシュする場合は、足を小刻みに動かし、かかとを尻に当てるくらいのつもりでリズミカルに走りましょう。

完走すればフルマラソンにもトライできる?

青梅マラソンの全長は30キロなので、厳密には「マラソン」とはいえません。

しかし、起伏やカーブに富んだコースであることから、完走するのはフルマラソンを走りきるのと同じ身体能力を必要とします。

現に過去の参加者だった高橋尚子さんが、インタビューに対してこのように回答しています。

そのため、青梅マラソンで30キロを走りぬくことができれば、持久力や肺活力の面で42.195キロ完走するだけの力が十分備わっているといえます。

フルマラソン完走を目標としている人にとっては、自分の実力を試すことができるマラソンコースといえるでしょう。

ハードなコースを走ることで自分の限界にトライ!

10キロ、30キロとコースは短めですが、全体的にはとてもハードな内容になっているマラソン大会でした。だからこそ、このコースを走りきることができれば大きな自信につながりますね。

その一方で小学生や中学生も参加できますし、高齢者の参加も多く幅広い年齢の参加が特徴です。家族でマラソンを楽しみたい方にもおすすめです。

上りと下りの落差が激しいので、記録を出したい方はしっかりとトレーニングを積んでからのぞんでください。

怪我をしない範囲で、自分の記録にチャレンジしてください。

最後に:大会前の持ち物チェック!

大会用の持ち物はもうチェック完了しましたか!?

必需品からあると便利な物まで一覧にしたので、大会前には必ず確認して下さいね!

絶対に必要なモノ・必需品

・シューズ

・シャツ

・パンツ

・着替え(パンツ、シャツ、タオル)

・靴下

・ゼッケン、受付用はがき、抽選券などレース参加に必要な証

・スマホ

この辺りは無いとレースに出れない、間違いなく困るアイテムです。必ずバッグに入れましょう!

★おすすめアイテム

普通のタオルでも大丈夫ですが、速乾性があり、収納ケースに入っている物は大会の時に便利ですよ。

 

マメは靴の中で足が余分な動きをすることで生まれやすいので、五本指の靴下の方が、おすすめです。

 

あると便利な物(基本)

・タイツ

・キャップ、帽子

・サングラス

・サポーター

・ウィンドブレーカー

・ネックウォーマー(冬のみ)

・アームウォーマー(冬のみ)

・グローブ(冬のみ)

★おすすめアイテム

ランニングタイツは、ワコールのCW-Xが人気です。累計100万枚以上売れた商品なのでかなりおすすめです。

 

サングラスも日中のレースでは必需品です。日差しが強い日のためにも持っておくことをオススメします。

Ferryのサングラスは偏向レンズ・ユニセックス・レンズカラーバリエーションが豊富と使いやすい形になっています。

 

あると便利な物(小物)

・GPS時計

・スマホアームバンド

・リストバンド

・髪留め、ヘアバンド

・ポーチ、バッグ

・サプリメント、ゼリー、塩熱飴

・ゼッケン止め

・乳首保護シール(ニップレス)

 

 

細かいアイテムですが、ニップレスやゼッケン止めはあると意外に便利です。

特にニップレスはお腹の出ている男性は持っておいた方が後々後悔しないと思いますよ。

 

★おすすめアイテム

GPS付時計ならやっぱりガーミンが一番安定していると思います。

バリエーションも豊富なので、自分の好きなものを見つけてみては如何でしょうか。

 

バッグ・ポーチを持たない方はスマホ用のアームバンドが便利です。大会だけでなくて、トレーニング時にも役立ちます。

 

ちょっとお高いですが、性能の良いポーチが欲しい方、買い替えたい方はサロモンのポーチがおすすめです。

デザインもスタイリッシュなので使いやすいですよ。

 

あると役に立つもの

・レジャーシート

・絆創膏、爪切り

・ポケットティッシュ

・ゴミ袋

・雨がっぱ

・交通系電子マネー(要!事前チャージ)

・ワセリン

・ホッカイロ

・充電器、モバイルバッテリー

 

★おすすめアイテム

Tシャツ、下着、パンツなどの衣服と皮膚との摩擦で起こる痛みや靴擦れ等の防止としてワセリンはあると非常に便利です。

こちらのピュアスキンジェリーがおすすめで、値段も手ごろで使いやすい一品です。

 

また、忘れがちですが長丁場なのでモバイルバッテリーもあると便利です。

特に旅行も兼ねていく場合は、何かと役に立ちます。

iPhone・androidともに対応しているこちらのモデルを持っていれば、複数人で参加する場合も心強いですよ。

 

もう準備は万全ですか?本番では忘れ物などしない様に気を付けて、最高のレースにしてきてくださいね!

 

大会の待ち時間などの、時間つぶしにおすすめ『耳で聞く読書』

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