ランニングをすると脚が太くなると思われている方がいますが、それは間違いです。
1日に数十キロ走るマラソン選手は、太ももにムキムキの筋肉がつきます。
これは、スピードを出すために太ももの筋肉を使っているからです。
一般的な市民ランナーは、ランニングを続けていくと、適度な筋肉がつき、脂肪が燃焼されやすくなり、それによって脚が引き締まり細く見えるようになります。
しかし、間違った走り方をしていると、ふくらはぎや太ももに余計な筋肉がついて、脚がムキムキになることもあります。
今回は、太ももを細くする走り方とマッサージ、食事について説明します。
太ももを細くする走り方
ランニングを正しいフォームで行えば、脚に適度な筋肉をつけることができますが、誤ったフォームで走ると逆効果になるので注意が必要です。
脚を痩せよう、鍛えようと思うと、どうしても脚のことだけ考えてしまいがちですが、ランニングする時は全身が連動している意識をもつことが大事です。
▲丹田を意識する
ランニングの正しい姿勢は、背筋を伸ばした状態でおへそから指3本ほど下にあめ丹田に力をいれます。丹田を意識し、左右の骨盤をしっかりと振りながら走ると、変な力が入らず自然と脚が前にでるようになります。そのため、脚に余計な筋肉がつかず、美しく痩せることができます。
▲腕の振りがポイント
腕は90度に曲げ、前後にリズミカルに振ると、推進の助けになり身体への余分な負担を軽減できます。腕をよく振って、全身を動かすフォームが理想的です。
▲背筋・あご
背筋を伸ばし、あごをひきます。背中を丸めあごを出すと、重心が後ろになりスピードに乗りにくくなります。
▲着地はかかとから
滑らかにかかとから着地すると、脚への負担が軽くなります。内股やがに股になっていると、部分的に筋肉がついてしまうため注意が必要です。
▲走る前にストレッチ
ストレッチをすることで脚に溜まっていたセルライトや脂肪を分解することができ、その後のランニングで燃焼しやくなります。
太ももを細くするマッサージ効果
ランニングと合せて、脚のアフターケアを行うことで、脂肪燃焼やセルライトの解消に繋がります。
セルライトとは、脂肪組織に水分や老廃物が結合したものを指します。
セルライトがついた部位は冷えやすく、さらに脂肪がつきやすくなるため、脚痩せの大敵になります。
セルライトは、太ももやヒップ、二の腕などに多くつきます。
セルライトを除去するためには、「温めること」「マッサージすること」が効果的とされています。
ランニング後は、脚の筋肉を揉みほぐしたり、トントンと叩いたり、軽いストレッチを行います。
後ろももの裏に太いリンパがあるので、そこをマッサージすることでリンパの流れを良くし、セルライトを解消します。
自宅でケアする際は、しっかり入浴をして脚を温めることから始めます。
そしてマッサージは、「末端から心臓に向かって」が基本ですので、足裏からふくらはぎ、膝から太ももの順番で行います。
太ももを細くする食事
ランニングでの脚痩せ効果をより高めるためには、バランスの良い健康的な食事を心がけ、暴飲暴食は避けることが大切です。
また、塩分の過剰摂取は、むくみの原因になるので控えます。
さらに、むくみを解消するためには、血行が良くなるものを摂るのがおすすめです。
血行を良くする素材の特徴としては、色が濃く、寒い地方で育つもの。
具体例としては、玄米・豆類・納豆・青魚・根菜類・しょうが・みそやつけものなどの発酵食品・ねぎ・とうがらし、にんにく・ほうじ茶等です。
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