ランニング中の汗で気になるのは、やはり額や頭から流れて目に入ってくる汗です。
汗が気になるたびにハンドタオルで拭っていたら、長い時間走れば走るほど余計な動きが増えて、無駄に体力を消耗してしまいます。
今回は、汗が目に入る時の対策とランニング後の汗処理について説明します。
汗が顔に流れてくるときの対策と対策アイテム
ランニングで汗が目に入らないようにするために、最も一般的なのはランニングキャップをかぶることです。
ランニングキャップには紫外線による日焼け防止対策だけでなく、汗も吸い取ってくれます。
アディダス、ナイキ、アシックス、ニューバランス等のメーカーから出ているものは、キャップの内側に汗止めバンドが付いていますし、吸水性や通気性に優れています。

キャップの後ろにカバーがついているもので、首筋を日差しから守ってくれます。
また、カバーの中には高吸水繊維を組み込んでいるので、カバーを水でぬらして被ると、しばらく首筋が涼しい状態でいられます。
汗対策としてテニス選手もよく使っているのがヘッドバンドです。
大量の汗でなければヘッドバンドで良いのですが、ヘッドバンドは汗の吸収するスペースが少ないので、汗でびっしょりぬれてしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、アメリカ製の「Halo headband(ヘイローヘッドバンド)」です。
このヘッドバンドの特徴は、吸汗速乾性素材を使用し、バンドの内側にあるシリコンゴムが汗を受け止め汗が目に入らないようになっています。

その他としては、コットン100%のヘアーバンドや、汗を左右に分けてしまうスウェットバンドを使っているランナーもいます。
私は、リストバンドを汗拭きに使うときがありますし、ネッククーラーやタオルマフラーを汗対策に使うランナーもいます。
ランニング後の汗の処理方法
走った後にすぐシャワーで汗を流すのが一番の汗処理ですが、通勤ランニングなどではそれができません。
その場合には、乾いたタオルで汗をふき取り、その後タオルを水道でぬらしたもので拭く方法があります。
また、女性の方で汗の臭いがきになる方は、赤ちゃん用のウェットティシュで全身の汗をふき取るのも良いと思います。

これは、肌に直接着るインナーシャツで、ランニング後は汗を素早く外に吸出して数分でサラサラにする汗戻りが少ないシャツです。
登山のプロやトレイルランニング(ランニング登山)をする人たちに愛用されており、結構お高いものです。