マラソン大会

千歳JAL国際マラソン2016のコースを攻略!坂と道幅のパワー配分に気を付けて!

更新日:

新緑の森の中を走る千歳JAL国際マラソンは、今年で第36回目を迎えます。

今年の大会キャッチフレーズは「緑にいやされ、笑顔はじける!この日だけの森林浴ラン!」と原点に戻り“森林浴”が強調されています。

この大会は、JAL(日本航空)が協賛企業として名を連ねているように、飛行機を利用して北海道外から参加されるランナーの方も多い大会です。

また、地元ランナーにとっても、制限時間が6時間と緩いので、初心者にも人気の大会となっています。

今回は、千歳JAL国際マラソンのコースの特徴や攻略ポイントを説明します。


大会の日程と概要

大会は、2016年6月5日(日)、フルマラソン10時20分スタートで行われます。種目は、フルマラソン(5,000名)、ハーフマラソン(3,900名)、10km(2,000名)、3km(550名)、3kmファミリー(550名)の5種目で行われます。

フル・ハーフマラソン完走者のうち、抽選で1名に特別賞としてハワイ旅行がプレゼントされます。

また、姉妹都市賞として成績優秀なランナーの方に「いぶすき菜の花マラソン」(千歳市在住の方限定)「しまだ大井川マラソン」にご招待という特別賞も用意されています。

また、スタート時には、千歳市の陸上自衛隊・音楽隊とよさこいソーランチームが、音楽と踊りで大会を盛り上げてくれます。

コースと制限時間

支笏湖国立公園内と千歳川沿いを走る林間コースで、コースの約8割は森の中を延々と走るコースです。

スタートしてから34km地点までは未舗装路の林道で、残り8kmほどが道道支笏湖公園線沿いを走る舗装道になっています。

コースの高低差は約160mで折り返し地点までひたすら上りが続きます。

折り返し後は、急な下り坂があり、緩い上りがありと、アップダウンがあります。

距離表示は1km毎、給水所は5km毎(水・アミノバリュー・スポンジ)に設置されています。

トイレは給水所毎に設置されていますが、男性は茂みの影で用を足している人もいます。

フルマラソンの制限時間は6時間(22.5km地点・3時間15分/36km地点・5時間/39km地点・5時間30分)となっています。


コース攻略のポイント

私も2016年大会を走りますが、過去に3回走った経験をもとにして、コース攻略のポイントは次のようになります。

1. 昨年の大会キャッチフレーズは「記録に残らないが、記憶に残る大会」でした。ここにあるように、この大会で好記録を狙うのは難しいです。私も、だいたい自己ベストを10分~20分下回ります。それは、コースの起伏が厳しいからです。

2. 新緑がきれいな森林の中を森林浴している気分で走れるコース、確かにそういう一面はあります。しかし、アップダウンの連続や地面の凹凸、石がごろごろしていたりと、かなりハードなコースです。初めて参加される方は路面の悪さは要注意です。

3. スタートして5kmほどは青葉公園内を走りますが、道幅も狭いので、無理せず流れに乗ってゆっくりと走って下さい。5~10kmは道幅も広くなり、緩い上りなので楽に走ることができます。この区間はペースを上げずにパワーを温存します。

4. 12km~22km(折り返し地点)は上りが続き、足も心もきつくなります。のぼりで歩いてしまうと“歩きクセ”になるので、ペースを落としても走り続けることです。ラストの2kmはきついのぼり坂がありますが、一歩一歩着実に上りきって下さい。

5. 22km~32kmは逆に下りの連続で、最初の4~5kmは一気に駆け下るという状態になります。足にも元気が出てきて、心も元気になりますが、最大の難所はこの後の残り8kmです。

6. 残り8kmは舗装道になりますが、これまでの上りと下りの道で、足の疲労度は最高潮になっています。特に、下りで飛ばし過ぎた場合は、ガクンと反動が襲ってきます。森の中では応援はほとんどありませんが、ここのあたりは沿道の応援があります。疲れた足と心に「ゴールまでもう少し、ガンバ」と励ましながら走ることです。

7. ラスト2kmになると応援の人が一気に増えます。応援をしながら、バーベキューをしている人も多いですが、ここまで来るとゴールはすぐそこです。

その他

1. 完走者には、大会オリジナルキャラクターがプリントされている完走記念Tシャツがもらえます。かわいいTシャツで女性に人気があります。

2. 大会後、郵送で完走記録証が郵送されてきます。10km毎のスプリットタイムも掲載されています。

3. 気温は、15℃~17℃くらいです。昨年は涼しく、一昨年は暑かったですが、短パンとTシャツ(キャップは必要です)で良いと思います。涼しくても、早めの水分補給は忘れないで下さい。


関連記事

人気の記事

1

「お気に入りの音楽を聴きながらランニングする」、この様子を思い描くだけで都会的でスタイリッシュな香りがします。 体に負荷を与えるランニングはモチベーションが大事になりますが、音楽を聴きながら走ることは ...

2

私もいくつかランニング用のサングラスを使っていますが、今ではサングラスはなくてはならないアイテムの一つになっています。 特に、昼間、天気の良い日にランニングする時には必需品です。 今回はランニング用サ ...

3

ランニングアイテム(シューズ、ウェアー、バック、サングラス、キャップ、グローブ等)の中でシューズと並んで欠かせないアイテムは、ランニングウォッチだと思います。 スマートフォンアプリでも、そこそこ数値計 ...

-マラソン大会

Copyright© 【ランニング総合情報】効果的な走り方とフォームで健康に , 2023 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.