今や、国民的行事となったお正月の箱根駅伝。視聴率約30%!!
それを2日間で約12時間放送する訳ですから、とんでもない番組です。
これをドラマやバラエティー番組で取ろうとしたら、大変です。
30%取れる番組なんて、今やほとんどないですから。
さて、そんな大人気なお正月の箱根駅伝の予選会が開催されます。
出場条件
箱根駅伝に出場するのは当然大変です。
まず!関東の大学しか出場出来ません。
記念大会など、時々は関東の大学以外から出場出来る事も稀にありますが、基本的には関東の大学のみです。
ですから、北は北海道、南は沖縄から全国の強豪校の選手が、関東の大学に集結します。
私の大学も色々な地方の集まりでした。それだけ箱根駅伝は魅力的なのです。
出場出来るチームは20チーム。
これも、記念大会などは増加する事もありますが、基本的には20チームです。
シード校は10チームなので、予選会は残りの10チームを決める争いとなります。
さて、その方法ですが、
1チーム12名が20kmを走り、上位10名の合計記録、上位10チームが箱根駅伝の出場権を得る
と、シンプルな方法です。
以前は、関東インカレポイントというものがありましたが、今は廃止されました。
私の時はありました。
私の母校東海大学は当時、関東インカレで総合優勝して、ポイントは最多。
アドバンテージは何と約5分!
留学生級のランナーがいるより有利になります。
ただ、あまりにも理不尽なので、現在はありません。
私もその方が良いと思います。
砲丸投げや高跳びの選手がいくら凄くても、駅伝には関係ありませんから。
予選会の予想
さて予選会ですが、10月の第3週の土曜日に開催されます。
2016年だと、10月15日の8時スタートになります。
コースは、昭和記念公園内とその周辺です。
出場チームは約50校です。
予選会なのにテレビ放送があります。
私も1度走った経験がありますが、コースは小さな高低差が何度もあり、キツイです。
あとは気温も10月とはいえ、20kmを走るには暑く、後半の5kmで大きく順位変動があります。
さて、どのチームが予選会を突破出来るのか?
帝京大学
順天堂大学
日本大学
日本体育大学
中央大学
神奈川大学
以上の6校は箱根駅伝の常連出場校です。
特に神奈川大学は予選会のプロ。
必ず集団走を行い、安定した力で予選会を、突破してくるでしょう。
逆に心配なのが、中央大学。
箱根駅伝で史上最多の優勝回数を誇る中央大学がここ数年元気がありません。
原因は定かではありませんが、スカウトの部分で苦労しているようです。
そんな、予選会知らずだった大学なだけに、予選会には慣れておらず、前々々回も記念大会で出場校増加がなければ予選落ちでした。
私は正直不安です。落選する可能性が高いとみています。
しかし、中央大学が出場しない箱根駅伝なんて見た事がありません。
きっちりと合わせて本線に駒を進め、私の予想を裏切ってくれる事を願います。
もし予選会で落選したら
さて、この予選会で落選した学校は箱根駅伝に出場出来ないだけではありません。
もし、ここで落選してしまうと、お正月は沿道で整備役員です。
天と地程の差がありますね。
行列の沿道から大声援を受けて走るのか?
それとも、その沿道の整備をするのか?
ですから。
私も大学3年生の時に箱根駅伝の予選会を走りました。
緊張感は凄かったです。
地に足がつかないとはこの事でしょうか?
結果は個人総合50位で、チームのトップ通過に貢献できホッとしたのを今でも覚えています。
箱根駅伝の予選会も色々なドラマがあります。
見所満載ですので、是非ご覧になって下さい!