今、マラソン大会の沿道って人で溢れていますよね。
小さな大会でもマラソン大会があると近くに住んでいる方が沿道に出てきてくれて暖かい声援を送ってくれます。
これが都市マラソン大会などの大規模な大会になると二重三重の列が出来て人でいっぱいになります。
箱根駅伝などはもう1時間前から場所取りで選手がウォーミングアップが出来ないほど人でいっぱいになってしまいます。
この大会のレベルになると走っている方は誰が何を言ってくれているのか全くわかりません。でも、やっぱりうれしいですよね。声援が最後の頑張りのひと押しをしてくれるのは間違いありません。
では、どこでどのように応援、声援を送るのが一番効果的なのでしょうか?
ランナーが応援してほしい場所とは?
もちろん、応援や声援に正解はありませんが、走っていてる側から応援してほしい場所、送ってほしい声援はあります。
応援してほしい場所はもちろん「一番苦しい場所」になりますね。
マラソンで言えば20km以降の30km付近や35km付近にあたります。20km以降は心理的にも肉体的にも消耗をしてきて、走る事に対して多少の飽きもきている頃です。
この辺りで知り合いから応援、声援を受けると精神的にも安心し、刺激にもあり残りの距離を頑張ろうという気持ちになります。
私は30km以降が一番きついですね。
肉体的には脚が上がらなくなってきますし、その中であと10km以上もあるという精神的なきつさが出てきます。
さて、応援の方法、声のかけ方ですが一番良いのは具体的な数字を上げると走っている方は助かります。
例えば、「あと何kmだよ~」とか「前の選手と何秒差だよ~」など具体的な数字をあげると選手は大助かりです。あと○○kmなのか。あと○○秒差か。
などがわかると心理的に楽になります。もちろん「頑張れ~」でも嬉しいのですが、それだと選手に情報が伝わりません。
具体的な情報を与える方がより選手は助かりますし、うれしいでしょう。
神戸マラソン2016の応援場所は?
では、神戸マラソン2016ではどの辺りで応援するのが良いのでしょうか?
ズバリ35km過ぎの神戸駅付近でしょう。
この辺りはスタートしてから約2km付近でもあるのでスタートして最初に応援をして無事を見届けた後にもう一度応援出来るので元気な姿と消耗した姿を2度見れる点も良いです。
1度目の応援から2度目の応援まで走力によって違いはありますが、2時間~3時間ありますのでこの間は神戸駅の周りで時間を潰す事も出来ます。
ただし、あまり楽しみ過ぎてメインの35km過ぎの応援に遅れないようにしましょう。
通り過ぎてしまっていたら何の為の応援だかわからなくなってしまいます。
35km過ぎの応援はあと6、7kmとだよという距離を教えてあげるのと、今どれくらの位置で走っているのかを教えてあげると良いでしょう。その頃には人もばらけていて声も良く届くはずです。
大きな声で応援しましょう。
ランナーにとっての応援は最後のひと踏ん張りをきかせる活力剤です。皆で笑ってゴールできるように一生懸命応援をしましょう。