正月の恒例、箱根駅伝2017が迫って来ています。
各メディアで優勝候補が予想されていますが、圧倒的に青山学院大学が注目されています。
それもそのはず、前回箱根駅伝で優勝していますし、今年の出雲駅伝、全日本大学駅伝でも優勝しています。
もし箱根駅伝2017も優勝すれば、史上4校目となる大学駅伝3冠を達成します。
それだけ世間の注目度も高いです。
ただ、それを阻止しようと他の大学も必死になって力をつけています。
そのうちの1校、山梨学院大学をご紹介したいと思います。
優勝候補のうちの1校の山梨学院大学
22年ぶりの優勝を目指すを山梨学院大学。
前回の箱根駅伝では青山学院大学、東洋大学、駒沢大学に敵わず、8位という結果でした。
しかし、2017年の出雲駅伝では2位、全日本大学駅伝では3位という好成績を収めています。
チームを指導する上田監督は、山梨学院大学の監督に就任して32年目で、山梨学院大学一筋の名監督です。
1985年に香川から来て、26歳で監督に就任しました。
上田監督はここ数年、チームで優勝というテーマを掲げたことがなかったそうなのですが、今年のテーマは優勝。
優勝を目指すチームを作るために今シーズンはハードな夏合宿などで徹底的に強化したそうです。
ここ数年ではチームは非常にいい状態だと話します。
山梨学院大学の注目選手
上村純也(4年)
主将としてチームを支える大黒柱。
左膝を故障して出雲駅伝、全日本大学駅伝を欠場していますが、箱根駅伝2017には復帰します。
主将として悔しい日々を送りましたが、気持ちを切り替えて闘志に燃えています。
佐藤孝哉(4年)
監督が絶大の信頼を寄せるエースです。
秦将吾(4年)
関東インカレ1500m優勝の副キャプテンです。
箱根を楽しむ気持ちが生まれているので、最後は笑って終わりたいと語っていました。
上田健太(3年)
上田監督の息子で前回箱根駅伝史上初の父子出場を果たしました。
ドミニク・ニャイロ(2年)
出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに区間賞を獲得した留学生です。
前回箱根駅伝で花の2区で区間2位でした。
青山学院大学の一色恭志(4年)との一騎打ちが予想されます。
多くの選手にマークされている選手ですので、区間賞争いに注目です。
おわりに
山梨学院大学といえば留学生ランナーが有名です。
実は大学駅伝で留学生を初めて起用したのが上田監督なのです。
チームは100人以上いますが出場できるのは10人。
駅伝は走る選手だけでは勝てません。
サポートする選手もみんな含めてチーム一丸となって戦います。
山梨学院大学のチーム力から目が離せません。